MOVAロボット掃除機、MOVA E30 UltraとMOVA E20 Plusを比較しました。
MOVA E30 Ultraは水拭きモップの自動洗浄乾燥機能まである、全自動ロボット掃除機の高性能モデルです。
MOVA E20 Plusは自動ゴミ収集と水拭き機能があり、アプリでバーチャルウォールや掃除禁止エリアを制御できるミドルレンジモデルになっています。
「ペットや赤ちゃんがいる」「水拭きは毎日!」という方はMOVA E30 Ultraが、
「ロボット掃除機使ってみたい」「水拭きより掃除機メイン」という方はMOVA E20 Plusがおすすめです。
ではMOVA E30 UltraとMOVA E20 Plusの違いを詳しくご紹介します。
▼全自動ロボット掃除機のMOVA E30 Ultra
▼エントリーモデルかと思いきやアプリ連携や自動ゴミ収集もあるMOVA E20 Plus
本記事は製品の提供を受けて執筆しており、実際に利用した感想や体験をもとに筆者の意見を記載しております。
MOVA E30 UltraとE20 Plusの主な違いは7点
MOVA E30 UltraとMOVA E20 Plusの主な違いは以下の7点です。
- 水拭きモップ洗浄・乾燥機能
- 水拭き機能
- 障害物回避性能
- 本体サイズ・ステーションの大きさ
- アプリで制御できる機能
- お手入れ
- 価格・消耗品費用
その他細かい違いもあるので、一緒にご紹介します。
ロボット掃除機MOVA比較表
MOVA E30 UltraとMOVA E20 Plusの違いを比較表にまとめました。
MOVA E30 Ultra | MOVA E20 Plus | |
モップの自動洗浄・乾燥 | 〇 | ー |
水拭き機能 | 機能充実 | 水拭き可能 |
障害物回避性能 | 衝突しないモードもある | あり |
本体サイズ(幅×高さ×奥行き) | 34.9×34.9×9.8cm | 32.0×32.0×9.6cm |
ステーションの大きさ(幅×高さ×奥行き) | 34.0×59.0×45.6cm | 約21.3×27.0×17.3cm |
アプリで制御できる機能 | 充実 | あり |
お手入れ | 汚水タンクのお手入れあり | モップは毎回お手入れ |
価格(定価) | 99,800円 | 59,800円 |
消耗品 | アクセサリセットで購入可 | 単品で購入可 |
メインブラシの素材 | ゴム | V型ブラシ |
水拭きモップ洗浄・乾燥機能(MOVA E30 Ultraのみ)
MOVA E30 Ultraには、水拭きモップを自動洗浄し自動乾燥する機能がついています。
ステーションに水を入れておき、掃除が終わったら勝手に洗浄・乾燥してくれるので、汚いモップを自分で洗う必要がありません。
自分でモップの洗浄しないといけないとなると毎日使うのは大変だけど、自動洗浄乾燥なら毎日使えますよね。
水拭きしたピカピカの床で毎日過ごせます♪
水拭き機能
MOVA E30 UltraとMOVA E20 Plusでは水拭き機能に3点、大きな違いがあります。
MOVA E30 Ultra | MOVA E20 Plus | |
モップの形状 | デュアル回転モップ | フラットモップパッド |
拭き方 | 回転しながら加圧して拭く | 回転や加圧はなし |
自動モップリフト機能 | 10.5mm持ち上げ | なし |
水拭き機能は圧倒的にMOVA E30 Ultraの方が高性能です。
MOVA E30 Ultraの水拭きが「雑巾で力を入れて拭く」ような感じだとすると、MOVA E20 Plusの水拭きは「掃除機のあとのフローリングワイパー」のような感じですね。
また、MOVA E30 Ultraはカーペット(毛足3mm以上)を検出したときに、自動でモップを10.5mm持ち上げます。
カーペットが濡れないようにできるので、毛足が長めのカーペットを敷いている部屋に使用予定の方には注目のポイントですね。
ペットを飼っていたり、裸足で過ごしていたりと水拭き機能を重視される方は、しっかり目に水拭きができるMOVA E30 Ultraの方がおすすめです。
障害物回避性能
MOVA E30 UltraとMOVA E20 Plusでは障害物回避性能が違います。
MOVA E20 Plusは、障害物にゆっくり近づきますが最終的にぶつかりながら動きます。
ちょんとぶつかっては向きを変え、またちょんとぶつかっては向きを変えるみたいな感じです。
ソフトに当たるだけなので問題はないのですが、スミや家具の近くを掃除するときは、ちょこちょこ当たりながら掃除をしています。
MOVA E30 Ultraには3D Adaptという高性能な障害物回避性能を搭載しています。
MOVA E30 Ultraに搭載している「衝突回避モード」をオンにしておくと、もう全然ぶつからないんです。
障害物に対して「ぶつかる前に向きを変える」ところが、両機の違いとして一目瞭然でした。
できるだけ当たらないでほしい!という方はMOVA E30 Ultraですね。
MOVA E20 Plusは多少当たってしまうと思っておいたほうが良さそうです。
本体サイズ・ベースステーションの大きさ
MOVA E30 UltraとMOVA E20 Plusのベースステーションは機能も違うために、かなり大きさが違います。
MOVA E30 Ultra | MOVA E20 Plus | |
ベースステーションの大きさ(幅×高さ×奥行き) | 34.0×59.0×45.6cm | 約21.3×27.0×17.3cm |
ベースステーションの機能 | 充電/自動ゴミ収集/自動モップ洗浄乾燥 | 充電/自動ゴミ収集 |
ロボット掃除機本体サイズ(幅×高さ×奥行き) | 34.9×34.9×9.8cm | 32.0×32.0×9.6cm |
ベースステーション+ロボット掃除機奥行き | 45.6cm | 約49.5cm |
MOVA E20 Plusのサイズ感
MOVA E20 Plusのベースステーションは充電と自動ゴミ収集と機能が限られていることもあって、とってもコンパクトです。
高さは2Lのペットボトルより低く、約90日分もゴミがためられるのに圧迫感がありません。
ただ、ロボット掃除機本体がベースステーションに入り込む形ではないので、充電中は結構飛び出した状態なので、置き場所を決めるときに奥行きを考える必要はありますね。
MOVA E30 Ultraのサイズ感
MOVA E30 Ultraのベースステーションは、充電・自動ゴミ収集・モップの自動洗浄乾燥と高機能です。
約90日分のダストバッグ以外にも、きれいな水と使用後の汚い水それぞれにタンクが収納されています。
見た目はスッキリしていて清潔感がありますが、MOVA E20 Plusのベースステーションと比べるとかなり大きなベースステーションになります。
カウンターなど、なにかの下に設置予定の方は、上からタンクを取り出すことも加味して設置場所を検討してみてください。
ベースステーションは大きなMOVA E30 Ultraですが、充電中の奥行きはMOVA E30 Ultraの方が短いんです。
ベースステーションの中に入り込むような形になっているので、置いたときはスッキリしています。
アプリで制御できる機能
MOVA E30 Ultra | MOVA E20 Plus | |
吸引力の設定 | ◯ | − |
チャイルドロック | ◯ | ◯ |
おやすみモード | ◯ | ◯ |
カーペットブースト | ◯ | ◯ |
カーペットクリーニングの細かい設定 | ◯ | − |
ペット周辺のクリーニング設定 | ◯ | − |
床板の方向に沿ってクリーニング | ◯ | − |
自動掃除レポート | ◯ | ◯ |
フロアマップの数 | 3 | |
バーチャルウォール | ◯ | ◯ |
掃除禁止エリア | ◯ | ◯ |
水拭き禁止エリア | ◯ | ◯ |
床上環境・家具の登録 | ◯ | − |
予約 | ◯ | ◯ |
リモコン | ◯ | ◯ |
掃除履歴 | ◯ | ◯ |
消耗品交換時期確認 | ◯ | ◯ |
MOVA E30 Ultraの方が、設定できる項目が多いです。
カーペットクリーニング時は、水拭きもやるのか、カーペット自体を避けるのかなどの細かい設定も可能になっています。
おやすみモードでは自動ごみ収集しません。
自動ゴミ収集が動作するとかなり大きな音がするので、設定しておけば動かないのは安心ですね♪
お手入れ
MOVA E30 Ultraは水タンクがあり、掃除したあとの汚い水のタンクもお手入れする必要があります。
その代わり、モップ自体はベースステーションで自動で洗浄と乾燥されます。
MOVA E20 Plusは、本体に水タンクがついているものの、きれいな水を入れておくタンクになります。
MOVA E20 Plusの場合は、水拭きを使うとモップを毎回自分で洗浄乾燥させる必要があります。
ゴミ自体は約90日分ためられますし、その他のお手入れに大きな違いはありません。
汚い水のタンクを手入れするのに抵抗がないか、水拭きするたびにモップを洗浄するのかがお手入れの違いになってきますね。
価格・消耗品費用
MOVA E30 UltraとMOVA E20 Plusの本体価格をMOVA公式サイトの定価で比較すると、
- MOVA E30 Ultra:99,800円
- MOVA E20 Plus:59,800円
4万円ほど違いになります。
セールになると、もう少し差額が小さくなります。
例えばブラックフライデー中の公式サイトでは、差額が24,000円になっていました。
>お得に購入する方法はこちらです
次に消耗品にかかる費用をMOVA公式サイトの定価で比較します。
MOVA E30 Ultra | MOVA E20 Plus | |
ダストバッグ | 3,000円 | 2,580円 |
サイドブラシ | アクセサリーセットに含む | 1,780円 |
フィルター | アクセサリーセットに含む | 1,780円 |
モップパッド | アクセサリーセットに含む | 2,380円 |
メインブラシ | アクセサリーセットに含む | 2,380円 |
アクセサリーセット | 8,900円 | なし |
MOVA E30 Ultraの方は、ダストバッグ以外、アクセサリーセットでセット売りになっています。
セットの中に、
- サイドブラシ×2
- メインブラシ×1
- ダストバッグ×1
- フィルター×2
- ディスク型モップパッド×3
が含まれています。
メーカーの交換推奨時期で交換することを考えると、約1年分のアクセサリーです。
バラ売りしていないので、正確に計算することはできません。
MOVA E20 Plusのアクセサリーの価格をもとに計算してみると、単品で購入したと想定すると約18,000円になります。
アクセサリーセットはかなりお得な価格になっていますね。
その他の違い
MOVAロボット掃除機MOVA E30 UltraとMOVA E20 Plusの主な違いについてご紹介しました。
細かく見るとまだまだ違いはありますのでいくつかご紹介します。
メインブラシの素材
ロボット掃除機本体の裏についているメインの回転ブラシは、MOVA E30 UltraとMOVA E20 Plusで素材が異なります。
- MOVA E30 Ultra:ゴム
- MOVA E20 Plus:V型ブラシ
ゴム製のほうが、ブラシに比べて髪の毛が絡みにくいとされています。
ブラシだと隙間も多くなるので、小さなゴミもブラシに残りやすいという点はあります。
MOVA E30 UltraもMOVA E20 Plusも簡単にブラシが取り外せるのでお手入れはしやすい仕組みになっていますよ。
ダストボックス・水タンクの位置
MOVA E20 Plusは、本体を後ろ側にダストボックス・水タンクがあります。
ダストボックス・水タンクは、本体を裏向きにしなくても後ろ側から引き出すように着脱できます。
水拭きモップも同様に後ろ側から着脱できます。
ただ、アプリと連携するときのQRコードは裏側にあるので、設定するときに裏側にする必要はあります。
MOVA E30 Ultraは本体上面が開くようになっていて、開いたところにダストボックス・水タンク、QRコードがあります
両機種とも自動ゴミ収集機能がついており、MOVA E30 Ultraの方はモップも自動洗浄乾燥なので、本体やメインブラシなどしっかりお手入れ時したいときくらいしか裏返す必要はありません。
見た目や音の品質
MOVA E30 UltraとMOVA E20 Plusを並べてみてみると、MOVA E30 Ultraの方が高級感があります。
見た目だけでなく、音声もMOVA E30 Ultraの方が明瞭です。
MOVA E20 Plusの方もスッキリしたデザインで、音声もはっきり聞き取れますが、両機種比べると明らかな差を感じました。
ちなみにMOVA E30 UltraもMOVA E20 Plusも、しっかり日本語で案内があります。
直感的に使用できますよ♪
MOVA E30 Ultraはモップ洗浄乾燥も全自動!毎日キレイなリビングが実現
以上の点を踏まえて、ドリーミーのロボット掃除機MOVA E30 Ultraがおすすめな人と仕様をご紹介します。
MOVA E30 Ultraは床をキレイに保ちたい人におすすめ
MOVA E30 Ultraは水拭き機能がかなり充実しています。
さらに吸引力も強いことから、以下のような床の清潔を保ちたい人におすすめです。
- ペットを飼っている
- 赤ちゃんや小さい子がいる
- 裸足で生活している
自動で床をきれいに保てるなんて嬉しいですよね♪
MOVA E30 Ultraの仕様
ロボット掃除機本体サイズ・重量 | 34.9×34.9×9.8cm・3.82kg |
ベースステーションサイズ・重量 | 34.0×59.0×45.6cm・8.10kg |
最大吸引力 | 7,000Pa |
バッテリー容量(充電時間) | 5,200mAh(約3.5時間) |
最長稼働時間(静音モード) | 約260分間 |
最大稼働面積(静音モード) | 約220m2 |
ダストバッグ容量 | 3.2L |
浄水/汚水タンク容量 | 4.5L/4L |
モップ | デュアル回転モップ |
音声コントロール | Alexa、Siri、Googleアシスタント対応 |
MOVA E20 Plusは自動ゴミ収集付きで水拭きも可能!寝室や一人暮らしにも最適
MOVAロボット掃除機MOVA E30 Ultraがおすすめな人と仕様をご紹介します。
MOVA E20 Plusがおすすめな人
MOVA E20 Plusは、コンパクトなのに「自動ゴミ収集」「アプリ連携でマッピングやバーチャルウォール」「水拭き」機能を搭載したオールマイティータイプのモデルです。
- 日々の掃除は掃除機だけが多い
- 一人暮らし
- 2台目にも
MOVA E20 Plusの仕様
ロボット掃除機本体サイズ・重量 | 32.0×32.0×9.6cm・2.8kg |
ベースステーションサイズ(充電時の奥行き) | 約27.0×21.3×17.3cm(約49cm) |
最大吸引力 | 5,000Pa |
バッテリー容量(充電時間) | 3,200mAh(約5時間) |
最長稼働時間(静音モード) | 約260分 |
最大稼働面積(静音モード) | 約175m2 |
ダストバッグ容量 | 4L |
モップ | フラットモップパッド |
音声コントロール | Alexa、Siri、Googleアシスタント対応 |
ロボット掃除機MOVAをお得に購入する方法
MOVA E30 UltraとMOVA E20 Plusの違いをご紹介しました。
どちらの機種もMOVA公式サイトから購入するとお得に購入できることがあるんです。
お得に購入できる方法についてもご紹介しますね。
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▼全自動ロボット掃除機のMOVA E30 Ultra
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